▼レシピ動画▼
ぷらすです。
小山愛子さんが週刊少年サンデーに連載中のマンガで、最近NHKでもアニメ化された「舞妓さんちのまかないさん」は、僕も単行本で追いながらアニメの方も楽しみに観ている作品です。
舞妓に憧れ中学卒業とともに京都に上京したすみれとキヨの二人。
すみれは生まれ持った才と努力で、順調に舞妓の階段を上っていくが、マイペースでのんびり屋のキヨは舞妓には向かないと判断され、屋形(舞妓置屋)の“お母さん”から舞妓の道は諦めるよう言われる。
そんなある日、屋形のまかないさんのおばさんが腰を痛めて仕事が出来なくなったため、キヨはまかないさんとして屋形に残る事になる。
という物語なんですが、そのアニメ版・第6話「同じ雪を見ている」の中で、屋形の前に積もった雪を掻くキヨの姿をみて、すみれが故郷を思い出すというストーリーの中に登場した「ひっつみ」という汁物が美味しそうだったので、早速作ってみました!
ひっつみ(4人分)
材料:
☆ひっつみ
小麦粉 200g
水 100㏄
塩 少々
★汁
大根 1/3本
人参 1/2本
白菜 1/8個
鶏モモ肉 1枚
白滝 1袋(180g)
豆腐 1/2パック(150g)
長ネギ 1本分
ほんだし 小さじ2
醤油 大さじ3
日本酒 大さじ2
塩 小さじ1/2
水 800㏄
作り方:
1・☆ひっつみの材料をボウルに入れ、生地がまとまるまでしっかり捏ねたら、ラップをして冷蔵庫で30分程度寝かせる。
2・大根・人参は3~5㎜のいちょう切り、白菜は一口大のざく切り、鶏肉は(皮ごと)一口大に切り、白滝は適当な長さに、豆腐は1㎝角の賽の目、長ネギは斜め切りにしておく。
3・鍋に、水と大根・人参・白菜・鶏肉・白滝を入れて火にかけ、沸騰したらアクを取って中弱火に落として、ほんだし、酒、醬油、塩を入れたら蓋をして約10分煮込む。
4・10分経ったら蓋を取り、汁の中に1の生地を細長く伸ばし一口大に千切ったら、指で引っ張って伸ばしながら鍋の中に入れていく。
全部入れたら生地がくっつかないよう適度に混ぜ、豆腐と長ネギを加え、強火で再度沸騰させてから弱火に落とし蓋をしてもう10分煮込んだら出来上がり。
蕎麦丼など少し大きめの器にたっぷり注いでどうぞ!
今回はネットで調べたレシピ記事を参考に作ってみたんですが、味付けは日本酒と醤油、塩だけでめっちゃシンプルなのに、鶏肉や野菜から出た出汁と相まって、とても深い味わいになってました。
また、”ひっつみ“はムチムチした歯ごたえを残しながら、スープを吸って美味しくなってましたよ。
そう言えばこの”ひっつみ”って、名前は違うけど、基本「すいとん」と同じらしいですね。
要はすいとんの派生形というか、他にも「とってなげ」や「つめり」など、地域によって名前は変わるようですが、基本の作り方はすいとんと一緒らしい。(「ほうとう」や「はっと」は麺類扱いになるのかな?)
で、今回のひっつみもそうですが、料理名がすいとんの形に由来してるのが面白いなーと。
たとえば、ひっつみは「引っ張って」「つねる」ように千切るから「ひっつみ」とか。
材料も基本の味付けも一緒なのに、土地や文化によって形や名前の変わる。そういうのって、何か良いですよね。
まぁ、僕はひっつみもすいとんも今まで食べたことがないので、今回作ったのが正解かどうかも分からないんですけどねw
という訳で今回は、舞妓さんちのまかないさんに出てきた“アレ“を作ってみた。でした。
ではではー(´∀`)ノシ
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